2012年3月31日土曜日

お知らせ

QRコードを作成しました。携帯でも外出先で見られるようになりました!!ぜひチェックしてください。

 プロフィールも更新予定です。こうご期待!!

 コメントも随時、募集しています。

新入生獲得大作戦 第2弾

こんにちは!!!
 今日から、みなさんに名前を覚えてもらおう作戦で、その日の記事を担当した子分2の名前を記入することになりましたので、よろしくお願いします!!!

 ちなみに本日の担当は考古研のメガネその1 後藤こと、ごっちです。よろしくお願いします。

 さて、昨日の記事でもお伝えした通り、現在、考古研では新入生獲得作戦が実行中です。今日は、新入生を迎えるにあたり、研究室の掃除を行なっています!!!徹底的にキレイにしますので、窓があることに気づかずに、外を覗き込んで頭をぶつけたりする人が出てくるかもしれませんね(笑)。








 この作業と並行して、チラシの作成も行なっています。今年は、どんなチラシになるのか楽しみです。チラシには、このブログのQRコードが載せてありますので、チラシを受け取った人は、ぜひチェックしてみてください。

2012年3月29日木曜日

新入生獲得大作戦!!!

こんにちは!!

 今日は新年度に向けて、題して

『来たれ!若人!! 新入生獲得大作戦!!!』

会議を行いました。少子高齢化の影響か、ここ数年、ここ考古学研究室でも、人員が不足しています。そこで!!!夢と希望に満ちた新入生を獲得し、共に青春の汗を流し、考古学をぜひ一緒に学ぼうじゃないか!!!をスローガンに掲げ、まずは入学式に配るチラシを作成しています。
他サークルとの新入生争奪戦に負けないよう頑張ります!!!
























 (あれ?よく見ると写真の左側に新入生が・・・(笑))

2012年3月27日火曜日

成績発表

こんにちは!!!

 今日は成績発表があったので学内は久しぶりに活気に溢れていました。

 以前、ブログでも紹介したように(過去記事)春休みの間に花園大学では、よりよいキャンパス生活が行えるようにと、学内の各所で工事が行われていました。その工事も、終わりを迎え、新しくなった箇所の全貌が、少しづつ見えてきました。

 リニューアル後の写真は新年度が始まったら、公開します。それまでは、お楽しみで(笑)

2012年3月19日月曜日

祝 卒業式

昨日は 平成23年度 花園大学卒業式でした。

 なんと!!今回の卒業生は文化遺産学科 第1期生の卒業式でした。


 考古研からは、大学院2回生 藤井(じーさん)と、4回生 板谷(しーくん)、後藤(ごっち)、田原(はーちゃん)、廣畑(けーちゃん)、渡邉(わたく)の6人が卒業しました。

 当日の朝は生憎の雨でしたので、我ら後輩一同「晴れろー!!!!」と天に願いました!!!その気持ちが通じたのか、式の途中から徐々に回復し、終わった頃には晴天となりました!!!!

 記念会では、皆で、先輩達の卒業を全力でお祝いしました。



2012年3月14日水曜日

ゼミ旅行4日目!!!!


4日目 3月9日(金)


 今日は朝一番で青森市にある三内丸山遺跡に向かいました。


 三内丸山遺跡は日本最大級の縄文時代集落跡で縄文時代の集落遺跡を代表するものとして多くの本に紹介されている
ので、ご存知の方も多いと思います。
 遺跡の全貌は雪に埋まっていてよく見えませんでしたが、展示室内には再現模型があり、この模型からある程度のイメージができました。
 遺跡内ではガイドの方に案内して頂き、櫓のように大型・通常の竪穴建物や写真にもやぐら状に復元されたものが映っている大型掘立柱建物やお墓など
を見ていきました。さらに主要な遺構はドームで覆われた中に検出された状態のまま見る事が出来ます。

 縄文時代の建物跡自体見たことのない私はただただ驚くばかりでした。


 また、展示室に並ぶ資料も円筒土器など近畿とは異なるものが並ぶほかに、ヒスイや黒曜石など他地域から持ち込まれたものなど当時の流通にも興味がわいてきました。

三内丸山遺跡 縄文時遊館のエントランス部


整備された三内丸山遺跡
(後ろの鉄塔が見えなければ現代のようには見えないかも)

大型掘立柱建物跡の柱穴



 さて、三内丸山遺跡を堪能した後は、この日中に京都に戻らなくてはならないので(竜飛岬ではなく)青森駅北の港から海を眺める事にしました。まだまだ湾の中ではありましたが「このまま北へ向かへば北海道」と思うと北のほうへ来たということを改めて実感します。


 さて、来た道をひたすら戻りながら行ける遺跡として向かったのが秋田県鹿角市の大湯環状列石・大湯ストーンサークル館です。

 ここは直径45m以上の万座・野中堂の二つの環状列石を主体とする遺跡です。環状列石の周囲には、掘立柱建物・土抗・貯蔵穴などが列石を取り囲むように同心円状に分布しています。環状列石は、墓の集合体で、これを中心に儀式も行われていたと考えられ、当時の葬送儀礼、祈りやまつりなどを考える上で重要なものです。



大湯ストーンサークル館前の環状列石復元
(雪で見えにくい・・・)


 館に隣接する野中堂環状列石
(奥に立石が一部見える)


 

 この後新幹線に乗り無事京都に新幹線で戻りました。移動だけ見ると東北もあっという間に行ける事を感じました。



 これでゼミ旅行の記事はおしまいです。
 旅行中は様々な時代にわたって東北文化に触れることが出来ました。本などで普段自分たちの見ている資料と異なることは知っていましたが、実際に見てみるとその違いを肌で感じることができました。


 普段は近畿周辺をはじめとする西日本にしか目がいかない私たちですが、これから全国の様々なことに目を向けていきたいです。

ゼミ旅行3日目!!! その2

3日目 3月8日(金) 

 今回のゼミ旅行では、2泊3日の宮城・岩手を巡るチーム、 3泊4日で青森まで向かったチームの2手に分かれました。


 中尊寺を見学した青森組は、この後いっきに青森県へ移動します!!


 いくら東北で近くにいるといってもやはり時間はかかるもので…
 青森に到着したのは夕刻。博物館などの閉館時間も間際です。

 そんな中かけ込んだのが田舎館村埋蔵文化財センターです。


 この建物は垂柳遺跡の上に建てらられた建物で、弥生時代の水田跡が露出展示されています。
 しかも(一部ではありますが)遺構部にも立ち入ることができるのです。(写真奥部)

遺構露出展示室


 その後宿泊する弘前に向かいました。
 
 田舎館でもそうでしたが、当日は天気に恵まれましたが、道端には除雪の際に寄せられた雪が高く
そびえた山のようになっていました。

 

弘前市内の風景


4日目へ続く

ゼミ旅行3日目!!!

3日目 3月8日(木)  

 3日目は、昨年の世界遺産登録で湧き立っている平泉です。ここでは平泉町の八重樫さんにご案内いただき見学しました。


説明を聴く一行



  柳之御所遺跡は鎌倉時代の書『吾妻鏡』にも記さた、奥州藤原氏の政庁「平泉館(ひらいずみのたち)」とされている遺跡です。遺跡は整備され、建物跡や池が分かりやすく明示されているのですがあいにくの雪景色で見れず…(笑)
 それでも資料館に展示されてた土器・陶器などの資料を見ながら、
当時の人々に思いを馳せるのでした。


整備された柳之御所遺跡(黒い円柱は建物の柱跡を示す)



 つづいて、無量光院跡を訪れました。ここは京都・宇治の平等院鳳凰堂を模して建立された事で知られています。遺跡には礎石・中島・池跡が残っています。さらに春秋の夕刻には背後の山に日が沈むなど計画的に建てられたものでした。


雪景色の無量光院跡


案内板の復元CG


 そして平泉の様々な話をしながら、皆が一目見たいとドキドキしながら中尊寺にやってきました!
境内には様々な建造物がありますが、やはり金色堂に興味深々でした。
 
 変な話になりますが、金色堂はイメージよりも少し小さく思いました。しかしながら細部の装飾など目を引きました。他にも宝物館で様々な資料を見ました。


金色堂を守る覆屋(この中に金色堂が!)


 この後は毛越寺や文化遺産センター等を訪れ平泉の文化にどっぷりつかりました。

 

ゼミ旅行2日目!!


2日目 3月7日(水)
 

 2日目は、朝ホテルを出発し、まず仙台市内を中心に遺跡等を見学しました。


 最初は仙台バイパスの横にある遠見塚古墳を見学しました。
 遠見塚古墳は(写真ではそれほ
ど大きくは見えませんが)全長が110mと東北地方では大規模な前方後円古墳です。 見渡しも大変よく、現在は古墳公園として整備されていることもあり古墳の全形も分かりやすく見ることが出来ました。

 よくみると前方部の墳長が平坦になっており、これは…「走るのにちょうどいい!!」

ということで、お約束の競争のため走ってまいりました(^_^;)

遠見塚古墳遠景



 続いて移動しながら法領塚古墳を見学。高校の敷地内にあったため、車内から見学するのみでした。

車中からみた法領塚古墳



 陸奥国分寺には古代の痕跡は礎石が残るのみでしたが、以降に建てられた薬師堂が残っていました。薬師堂は伊達政宗が泉州(今の大阪府)の工匠駿河宗次郎を招いて長12(1607)に再建したものです。やはり伊達政宗の存在なしにこの時期の仙台の歴史は語れないのでしょうか?!(笑)

陸奥国分寺跡(奥に見えるのは講堂跡・現薬師堂)


 この後は仙台市の沿岸部を抜けながら多賀城市方面へ移動。そこは、昨年の大地震の津波で大きな被害が出た地域です。テレビ・新聞等で何度も見ていた光景ですが、実際目の当たりにすると自然の力の大きさと現地での状況がよくわかりました。


 その後東北歴史博物館東北全体に及ぶ普段近畿の博物館では見慣れない資料が並ぶ展示を見ながら、自分たちは東北にいるのだと改めて感じました。
 私としては何度も名前を聞いていた里浜貝塚の骨角器(動物のや角やで作った道具)を見ることが出来たことが何よりの収穫でした。

 多賀城は高校までの教科書にも登場する古代東北の要所です。神亀(じんき)元(724)年、大野東人(おおののあずまびと)によって創建された奈良・平安時代の陸奥国の国府で、行政の中心地でした。また、奈良時代には鎮守府も置かれるなど、軍事の中心でもあった場所です。昨年訪れた大宰府とほぼ同時期の存在した律令制度のもと作られた国家の出先機関として有名です。
 (昨年太宰府に立っていたときは、翌年多賀城にいるとは思っていませんでした 笑)

 また、写真に移っている覆屋内の多賀城碑は日本三古碑の一つとしても知られています。



覆屋内の多賀城碑を見る一同
 

政庁正殿前で記念撮影



 その後政庁跡から少し外れた場所の多賀城廃寺へ向かったのですが、ここでの注目ポイントは写真も掲載した塔跡です。基壇の高まりが山のようにそびえる様は、他に見たことがありません。(決して方墳=平面方形の古墳ではありませんよ 笑)

多賀城廃寺の塔基壇


 昼食後は七ヶ浜町歴史資料館・大木囲貝塚へ向かいました。この遺跡で出土した土器は「大木式」とよばれ、縄文時代前期から中期の東北時代の土器を考えるうえでの標識資料になっているものです。今でこそ高台から少し離れた場所に海を望むことのできる位置にあるこの遺跡ですが、当時は高台から降りてすぐの場所に入江があったとのお話も聞くことが出来ました。


資料館内で説明を受ける一同


大木囲遺跡から海を眺める


 この日は厳美渓温泉に宿泊です。ゆっくり温泉につかって明日の備えましょう。

3日目へ続く

ゼミ旅行1日目!

 こんにちは!!
 
 少し期間が空いてしまいましたが、ゼミ旅行の記事も更新していこうと思います。
  

 1日目 3月6日(火)

 例年通りの現地集合。前日の夜行バスで向かう人もいれば、当日新幹線で行く人など行き方は様々ではありましたが、当日は仙台駅に無事集合し、さっそく見学スタートです。

仙台駅西口の風景


 電車に乗って一番最初の見学地である郡山遺跡へ向かいました。(福島県の郡山とは関係ありませんよ 笑)

 ここは多賀城以前の国衙(役所)と寺院跡があることで知られています。旅行前の予習段階からこの遺跡が古代東北を語るために重要であることを知って期待に胸躍らせていました。実際に現地を案内していただくと、本格的な復元はありませんが、公有地化して案内板を設置したり、中学校の一角に遺跡紹介のスペースを設けているなど遺跡を知ってもらえる取り組みを積極的に行っているように見えました。

郡山遺跡と案内板



 次に、タクシーに乗って富沢の地底の森ミュージアムへ移動しました。ここでは約2万年前の旧石器時代に暮らした人達の活動跡と森林跡が見つかった遺跡を発掘調査で見つかった状態で展示公開をしている施設です。普段旧石器時代に対して触れる機会の無い室員達ですが、これには皆圧倒されていました。


 展示されている森林跡

説明に聞き入る一同

 地下鉄・タクシーで移動し仙台市博物館へ。まず驚いたのが展示室の規模です。大小さまざまな展示室がならび、考古のみならず、文献・美術関連の資料が並び、仙台の歴史を学ぶためには十分すぎるくらいです。やはり仙台という土地柄か、仙台藩や伊達正宗に関する展示品が多いことはいうまでもありません(笑)


 博物館で仙台藩の文化を知ったところで、いよいよ仙台城(青葉城址)へ向かいます。ここでは東北大学の藤澤先生に案内していただきながら雪の残る坂道を登って行きました。また、途中、先の地震で損壊した部分にもご案内いただきました。頂上に登ると仙台市内中心部が一望できました。また有名な伊達正宗像もここにあります。(写真ではだいぶ暗くなっていますが… 笑)


地震で損壊した箇所で説明を受ける一同

見えにくいですが伊達正宗像


 一日目はこのような行程で終了しました。晩御飯には名物の牛タンに舌鼓を打ちながら、仙台の夜は更けて行くのでした。

2日目へ続く

2012年3月5日月曜日

明日からゼミ旅行!!



こんにちは!!


 いよいよ明日からゼミ旅行(岩手・宮城)です!

 新幹線で出発する組は明日ですが、夜行バスで向かう組は今日出発です!

 これから待ち受ける東北の遺跡に期待をしながら出発したいと思います。

 では行ってきます。(^o^)ノシ

2012年3月1日木曜日

埴輪実測中

こんにちは! 

 2月も終わり、とうとう3月になりました。ここ最近昼は暖かく、そろそろ春なんだなぁって実感してます。

 さて、研究室では埴輪の復元作業もほぼ終わり、埴輪の実測作業を行ってます。

 
昔の人が残した痕跡を、分かりやすく図化していくのは、なかなか難しく、四苦八苦しながら作業をしています。

 しかし、この実測図が報告書に載った時の嬉しさは、とっても大きく、やりがいのある作業の一つだと思います。

 ゼミ旅行まであと一週間切りましたが、そちらばかりに気を取られ過ぎない様に作業をがんばっていくぞー!!
                                (実測図を書いている風景)