2016年1月28日木曜日

北九州中国書店!!


 こんばんは

 今日のお昼に北九さんが大学に来てくれました。
 北九州中国書店(北九)というのは、北九州で考古学の本を売っている書店です。
 長く花園大学に来てくださって、充実した本の品揃えです。
 
 私は、この間龍谷大学で日韓の研究者方の講演会に行ってきました。そこで、韓式土器の話題が上がり、興味を持ちました。
 ちょうど今回、北九に韓式土器に関する本があったので、迷わず買ってしまいました。

 いろいろな本に目移りしましたが、今度、来てくださったら縄文時代の集落の本を買いたいと思います!!

2016年1月26日火曜日

初めての奈良大学

 こんにちは!アトムです。

 1月24日に奈良大学で開かれた「第2回 埋蔵文化財保護行政説明会」に行ってきました。
 そこで、県と市の両方の立場から、埋蔵文化財保護行政と埋蔵文化財調査員の仕事についてのお話を聞くことができました。

 その中でも特に私の印象に残った話は、山内良平氏が赤穂市での仕事内容についてのお話でした。
 地域の祭りのお手伝いや博物館関連事務、地域の方々に展示品や歴史についての説明の際に年齢層別に工夫をする等、仕事の幅が思ったより広いことや常に新しいことに取り組んでいることにすごく興味を持ちました。

 私も皆さんの説明を聞くまで、埋蔵文化財調査員は発掘調査をして少しだけ事務仕事をするものだと思っていたのですが、聞くことによって本当の仕事内容について知ることができました。

 参加するまでよくわからなかった、市と県の仕事の内容の違いもよくわかりましたし、どのようなことをすれば埋蔵文化財調査員になれるかもよくわかりました。

 皆さんとても楽しそうに、仕事や地域の人々との関わりについてお話をされていて、聞いていた私も何か嬉しい気持になりました。
 私も将来、今の私たちのような埋蔵文化財調査員になりたい人たちに希望を持って話せるようになりたいです。

 またこのような説明会の機会があったら是非参加したいです!

アトム

2016年1月23日土曜日

秀吉ゆかりの地めぐり


 こんばんは
 今日の考古学実習は、大学を飛び出して、京都国立博物館敷地内で行われた発掘調査の現地説明会へ行きました!

 この発掘調査では、安土桃山時代に豊臣秀吉が建設を始め、子の秀頼が復興した方広寺大仏殿の回廊と、明治時代の恭明宮が確認されていました。

 方広寺の遺構で、排水のためにつくられていた溝の中に、大仏殿が落雷で焼亡したのちの瓦礫を意図的に埋めて整地していた跡があり、とても興味深く思いました。
 また、回廊のものである柱列がきれいに出ていました。その外側に、回廊の屋根から落ちる雨水を流す雨落溝が見られ、回廊の姿を感じることができました。

 現地説明会の後、豊臣秀吉に縁のある地を巡りました。
 文禄・慶長の役での朝鮮や明の戦死者を弔った耳塚、豊国神社、方広寺、そして秀吉の墓である豊国廟を歩いてまわりました。

 方広寺では、方広寺鐘銘事件で有名な梵鐘を見ることができました。
 「国家安康」「君臣豊楽」 の銘文から、大阪の陣を引き起こすきっかけとなったこの鐘は、いまも現存しており、重要文化財となっています。
 近くで見るととても大きく、その厚さにも驚きました。

方広寺の梵鐘

 最後に向かった豊国廟は阿弥陀ヶ峰の山頂にあり、頂上に行くには500段を超える長い階段を上らなければなりません。上りきる頃にはみんな息があがっていました。
 頂上からの眺望は木々が茂っているためあまり良くはありませんが、階段の途中では北側に清水寺を垣間見ることができました。

階段の途中から

頂上の五輪塔

 発掘調査の現地説明会を聞き、秀吉に縁のある地をめぐって、在りし日の秀吉や秀頼の権力と財力の大きさを感じることができました。

 今回で今年度の考古学実習の講義はおしまいです。
 一年間の実習を通して、たくさんの学びがありました。
 この講義で学んだ技術や知識を、今後もしっかり生かしていこうと思います。

ふじなみ

2016年1月20日水曜日

お気に入りの1枚


 こんばんは

 今朝、京都は傘がないと大変なぐらいの大雪でした。
 急に冷え込んだので、体調が優れない研究室員が出てきています。
 皆様もお体にお気をつけてお過ごし下さい。

 さて、今日から、不定期で向山の報告書のお気に入り箇所を投稿していきたいと思います。

 私のお気に入りは、後円部石室実測図です。
 
 向山1号墳は前方後円墳です。
 前方後円墳は、鍵穴の形状をした古墳で、その中でも後円部は、名前の通り円形の高まりの部分を指します。

 また石室とは、その古墳の被葬者が埋葬される空間のことで、基本的に後円部に作られます。
 多種多様な副葬品や、石室の形状などから様々なことが分かる場所です。

 私がなぜこの図を気に入ったかというと、この間、考古学実習で石室の一部を実測するということがありました。
 自分が実測して、改めて報告書に載っている石室の実測図を見てみると、その大変さが分かり、また、その技術の高さに憧れを抱きました。

 機会があれば、また石室の実測をしたいと思っています。

後円部石室実測図

 匠

2016年1月18日月曜日

レポート期間中


 こんばんは、さかもとです。
 
 年末年始は、地元の鳥取に帰省して博物館に行ったり歴史館に行ったりと、有意義に過ごせました!

 さて、最近はレポート期間の真っ最中ということで、図書館に行くと多くの学生達が必死でレポート作成をしていました。研究室でも、参考書を読んでノートにまとめている人の姿が見られます。

 
勉強中


 私も、今日1講時目にレポートを提出 してきました。少しは肩の荷が下りた感じはしますが、あと2つレポートを書かないといけないので、気が引けない状態が続きそうです。

 レポート期間が終わると、ゼミ旅行(福島県)のレジュメが待っているので、そちらも徐々に進めていこうと思います。


 さかもと


 

2016年1月13日水曜日

卒業論文無事提出!


 こんばんは

 今日は今年度卒業生の卒業論文提出日です!
 朝から九時から4回生と、先輩の応援のためにかけつけた後輩と院生が研究室に集まっていました。

  研究室と4回生が一丸となり、今回も、無事に卒論を提出することができました!

和とじの卒論


  卒論、本当にお疲れ様でした!今日はゆっくり体を休めてください。

  来年はいよいよ私達3回生の番です。後悔しないために今からひとつひとつを大事にしていきたいと思います。

 おがわ

2016年1月12日火曜日

新年初の定例研!


 こんばんは!アトムです。
 今日は今年初めての定例研があり、テーマは銅鐸でした。

 私は、今まで銅鐸についての資料や図録をあんまり読んだことがないので、聞いていてとても勉強になりました。
 自分が知らない分野について知ることは、とても楽しいと思いました。
 定例研によって先輩たちや同期の発表やその発表についての先生の話を聞くと、自分も勉強を頑張ろうと思います!

定例研風景

アトム

2016年1月9日土曜日

講義再開


 こんばんは
 お正月の気温から一気に冷え込んで、急激な寒暖差に困惑しています。

 さて、昨日から講義が再開し、つい先日まで数人程度だった校内には、多くの学生が集っています。
 一ヶ月も経たないうちに講義は終わりますが、ラストまで気を抜かないよう気を付けて臨みたいと思います。

うら

2016年1月8日金曜日

報告書配布!!


 こんばんは

 1月7日に関西圏の各文化財センターに報告書を配ってきました。
 訪れた場所で展示を見てきました。その展示の中で、馬具の鞍を初めてみました。
 奈良文化財研究所の展示では、瓦の編年順で並べていたので、瓦の時代の移り変わりが分かりやすくなっていました。このような展示方法は初めて見ました。
 また、報告書を配る際にいろいろな方と会ったり、プロの実測図をみさせてもらったりと、とても勉強になるいい機会でした。

 下に載せる写真は、文化財センターに行く途中で、山田寺を訪れたときのものです。
 建物は残っていなかったのですが、基壇が残っていたので山田寺の雰囲気を味わうことができました。

山田寺


  匠

2016年1月5日火曜日

新年明けました!


 明けましておめでとうございます。

 昨年は向山1号墳の報告書の刊行や、3年ぶりの発掘調査など密度の濃い一年でした。
 2016年もそれに劣らないよう、研究室員総手で邁進していきたいと思います!

 今年も花園大学考古学研究室をよろしくお願い致します。

考古学研究室員一同