少し期間が空いてしまいましたが、ゼミ旅行の記事も更新していこうと思います。
1日目 3月6日(火)
例年通りの現地集合。前日の夜行バスで向かう人もいれば、当日新幹線で行く人など行き方は様々ではありましたが、当日は仙台駅に無事集合し、さっそく見学スタートです。
仙台駅西口の風景
電車に乗って一番最初の見学地である郡山遺跡へ向かいました。(福島県の郡山とは関係ありませんよ 笑)
ここは多賀城以前の国衙(役所)と寺院跡があることで知られています。旅行前の予習段階からこの遺跡が古代東北を語るために重要であることを知って期待に胸躍らせていました。実際に現地を案内していただくと、本格的な復元はありませんが、公有地化して案内板を設置したり、中学校の一角に遺跡紹介のスペースを設けているなど遺跡を知ってもらえる取り組みを積極的に行っているように見えました。
郡山遺跡と案内板
次に、タクシーに乗って富沢の地底の森ミュージアムへ移動しました。ここでは約2万年前の旧石器時代に暮らした人達の活動跡と森林跡が見つかった遺跡を発掘調査で見つかった状態で展示公開をしている施設です。普段旧石器時代に対して触れる機会の無い室員達ですが、これには皆圧倒されていました。
展示されている森林跡
地下鉄・タクシーで移動し仙台市博物館へ。まず驚いたのが展示室の規模です。大小さまざまな展示室がならび、考古のみならず、文献・美術関連の資料が並び、仙台の歴史を学ぶためには十分すぎるくらいです。やはり仙台という土地柄か、仙台藩や伊達正宗に関する展示品が多いことはいうまでもありません(笑)
博物館で仙台藩の文化を知ったところで、いよいよ仙台城(青葉城址)へ向かいます。ここでは東北大学の藤澤先生に案内していただきながら雪の残る坂道を登って行きました。また、途中、先の地震で損壊した部分にもご案内いただきました。頂上に登ると仙台市内中心部が一望できました。また有名な伊達正宗像もここにあります。(写真ではだいぶ暗くなっていますが… 笑)
地震で損壊した箇所で説明を受ける一同
見えにくいですが伊達正宗像
一日目はこのような行程で終了しました。晩御飯には名物の牛タンに舌鼓を打ちながら、仙台の夜は更けて行くのでした。
2日目へ続く
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