こんばんは!
昨日の現地説明会は大いに賑わい、このように調査の成果を皆様にご報告できて本当に良かったです。今日は、現地説明会でひと段落ついたのと、お世話になった宿舎の掃除を行うため、11時ごろから現地での作業を始めました。
作成した図面の最終確認や、土層断面の写真撮影などを終え、「さあ、埋め戻しだ!」と思った矢先に雨が……降ったり止んだりの小雨のなかでの埋め戻し作業でした。雨で土が水分を含みなかなか埋め戻すことができず、学生たちは泥だらけになりながら作業を進めていました。
泥だらけになりながら頑張ったのですが、京都に帰る電車の時間までに、すべてのトレンチを埋め戻すことができませんでした。
そのため、また後日埋め戻しや、道具の撤収のため、若狭町にいく予定です。
完全に埋め戻すことはできませんでしたが、とりあえず今日をもちまして、約一か月間におよんだ調査を終了です。
長かったようで短かった発掘調査。自分のふがいなさに悔しい気持ちになった時もありました。現場を通して分かることもいっぱいありました。現場を行う前と後では、それぞれ少しですがみんな成長したのではないかと思います。
また、最後になりますが、調査に協力していただいた若狭町歴史文化館の皆さんや、地域住民の方々に御礼申し上げます。