2018年3月24日土曜日

オープンキャンパス!


 こんにちは

 今日は花園大学のオープンキャンパスでした。

 来月には入学式!イベントの多い時期になり研究室も大忙しです

 今回のオープンキャンパスに参加してくださった皆さんありがとうございました。

 新しい出会いに期待しつつ研究室活動をがんばります。

 
 フクマ
拓本体験をしてもらいました



2018年3月23日金曜日

オープンキャンパス前日

 
 こんにちは。

 桜の花も咲き始め、新しい出会いと別れの季節がやってきましたね

 研究室でも先週、追い出しコンパを開催し卒業生との最後の思い出を作りました。

 話は変わりまして明日はオープンキャンパスです!

 4月はもうすぐ!これを機に研究室へ見学に来る新入生の方がいるかもしれません
 気合を入れて頑張ります、新学期はもうすぐだ!


 フクマ

2018年3月17日土曜日

今日は卒業式でした!


 こんにちは!

 本日は花園大学の卒業式(学位記授与式)が行われました。
  卒業・終了生のみなさんご卒業おめでとうございます。

 天気も先日の雨から雲一つない晴れ!

 本年度研究室から巣立っていくメンバーを室員で全力で祝いました!

 今日の夜には追いコンを開催します、それは後日別の記事で!



研究室員の集合写真

 

フクマ

2018年3月14日水曜日

ゼミ旅行in山口 3日目


 こんばんは。
 前回に引き続き、3日目最終日のゼミ旅行のブログです。

 3日目の3月9日(金)は午前中に山口市内を出発し、下関市内をまわりました!
 外の見学が多かったのですが、2日目のように雨は降っておらず苦労することなくまわれました。

 最初に壇ノ浦古戦場跡と壇ノ浦砲台跡を見に行きました。
 原寸大に復元された砲台に間近で見ることによってその大きさに圧倒されました。3つ復元されていますが、その内の1つがお金を入れると砲弾を撃つ音が鳴り、煙が出るものがありました。その迫力に当時の戦の様子を想像することができました。
 また、隣には源平合戦時の源義経と平知盛の銅像がありました。義経像は伝説の八艘飛びの風景を再現したものでした。

源平合戦の銅像

 






壇ノ浦砲台跡の復元














 昼食を済ませ、下関市立考古博物館へ行きました。
 初めに、綾羅木郷遺跡の公園内にある古墳や墳丘墓を案内していただき見学しました!
 岩谷古墳は2回移築されている古墳で石室の中に入ることができます。1日目に行った後井古墳に比べ狭かったですが、天井までの高さが2m程あり立って中を見る分には問題ありません。
 展示室では博物館のマスコットキャラクターの「ぶえ吉」のモデルになっている綾羅木郷台地遺(庄屋敷地区)跡出土の土笛や綾羅木郷遺跡から出土した土器が時代ごとに展示していました。前もって作ったレジュメの図と見比べながら時代ごとの特徴を理解し、観察することができました!


岩谷古墳復元











若宮1号墳











弥生時代墳丘墓 組合式石棺



 











 最後に行ったのは土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアムです!
 土井ヶ浜遺跡は、300体もの人骨が出土した集団墓で響灘の傍に面しています。出土した人骨の多くは大人のもので、子供のものは少ないとのことです。
 人骨の出土状況が復元された展示空間があり、ほぼすべての人骨が海をみつめて埋葬されている風景に当時の人々の半島に対する思いを感じることができました。
 その中の一体に貝輪を付けていてる人骨があり、その貝輪は摩耗痕がないといったことから貝輪は特別なときにしか使用せず、日常的に使用していた可能性は低い、といったことがわかります。
 遺物の展示室では骨格から縄文人・弥生人の顔を復元した絵を見ることができ、当時の人々の顔立について学ぶことができました。


復元された人骨の出土状況


 今回のゼミ旅行は私の出身(福岡県)から近い山口県でしたが、今まで歴史については深く知らず、初めて学びました。古代の文化が隣県なのにこんなにも違うのか、と驚きが多かったです。
 特に墓制や副葬品について興味をもちました。古墳や横穴墓の埋葬施設に古い伝統を守りながらも、同時期の畿内の埋葬施設に納められるような副葬品を所有しているものが多く存在し、交易ルートや被葬者の性格について考えさせられる場面がありました。

 全行程を通して今後、研究をする上で良い刺激・ヒントが得られた旅行になったと思います。
 各施設の職員さんに職場での生の声を聞くことができたのは将来この業界に関わっていくことを考える上でも参考になる話が多々ありました。
 

アトム

2018年3月13日火曜日

ゼミ旅行in山口県 2日目


 こんにちは!
 前回の続き、ゼミ旅行の2日目について書きます。

 2日目の3月8日(木)は山口市内をまわりました!
 雨でしたが、施設内の見学が多かったためそれほどひどく影響されることはありませんでした。

 この日は初めに大内氏館を見に行きました。
 現在は龍福寺となっており、境内には発掘調査で検出された庭園や台所、周囲をめぐる土塁などが復元・表示されていました。
 周防の守護職であった大内氏について学ぶことができました。







 次に訪れた瑠璃光寺は、大内義弘の菩提寺として創建された香積寺があった場所で、弟の大内盛見によって建設が開始された五重塔が国宝となっています。
 嘉吉2(1442)年に建立された五重塔は、日本三名塔に数えられることもあり、とても見ごたえがありました。
瑠璃光寺 五重塔

 昼食の後、山口県立山口博物館へ。
 こちらは自然史系の展示が充実していました。考古資料は少なかったのですが、山口県の地質や環境などについて学ぶことができ、面白かったです。
 屋外では、赤妻古墳の舟形石棺などをみることができました。

赤妻古墳の舟形石棺
赤妻古墳の箱式石棺










 次に山口県埋蔵文化財センターを見学しました。
 直近の調査成果の展示や収蔵庫などをセンターの方にご案内いただきました。
 古代から近代にいたるまでの遺物をみて、山口県の歴史を考古学的にみることができました。
 土器をついじっくり見てしまいました。土器の他には収蔵庫で見た大砲の鋳型が印象に残っています。
センター入口前には朝田墳墓群の箱式石棺がありました。

 次に山口大学埋蔵文化財資料室へ行きました。
 山口大学のキャンパスや付属の関連施設等の開発に伴う調査を行っておられるところで、構内の遺跡について展示もしています。雨のため、現場はお休みでした。
 吉田キャンパスからは弥生時代の集落や、古代官衙などがみつかっているそうです。
 展示されていた「千字文」音義木簡は漢字の読みを学ぶためのもので、「千字文」が書かれているものは全国にまだ例がないそうです。

 最後に朝田墳墓群へ行きました。
 昼ごろは強く降っていた雨が運よくあがり、落ち着いて見学できました。
 バイパスの建設によって遺跡の大部分は失われていますが、第Ⅰ地区が整備され公園になっています。
 箱式石棺を一度にたくさん見ることができ、壮観でした。


遺跡の下をバイパスが通っています。

 この日は事前に雨の予報だったため、行程を変更するかとも考えましたが、うまく雨の強い時間を避けながら予定通りに見学することができました。

 夜は山口大学の方々との交流会がありました。
 学生さんともお話することで、良い刺激が得られたと思います。
 お互いの研究室や、興味ある分野などの話に花を咲かせました。
 場を設定してくださった山口大学の皆さんに改めて御礼申し上げます。
 楽しい会でした!ありがとうございました!

 3日目の記事は明日あたりに更新する予定です!お楽しみに!

ふじなみ

2018年3月12日月曜日

ゼミ旅行in山口県 1日目!!


 こんばんは。
 すっかり春の陽気となり、暖かくなってきましたね。

 さて、今回のゼミ旅行は山口県に行ってきました。
 1日目は田布施町・平生町・柳井市を、2日目は山口市内、そして3日目は下関市内を巡りました。大胆にも瀬戸内側を横断するような行程を組んでみました!

 深夜バス組の学生は8時頃に徳山駅に到着し、吉野家で腹ごしらえをしました。その後、残りの参加者と合流し、電車に40分ほど揺られてゼミ旅行最初の柳井茶臼山古墳とその資料館を目指しました。
 
 柳井茶臼山古墳は、瀬戸内海を望む4世紀末の前方後円墳(90m)です。 埴輪で囲まれている2つの埋葬施設のうち、竪穴式石室から日本最大級のだ龍鏡(44.8cm)が出土しています。現在、その鏡は東京国立博物館に保存されています。

後円部側から瀬戸内海を望む 
後円部墳頂の埴輪

 この古墳の特徴は、瀬戸内海側から見える一部にしか円筒埴輪を並べていないことです。このことから、内陸側よりも瀬戸内海を意識して造られた古墳だということが分かります。資料館では実物の埴輪や副葬品をみることができました。
 実際に自分の目で、埴輪や立地などをみることができたので、レジュメで勉強するよりも、その古墳の性格をより理解することができました。

 昼食後、平生町歴史民俗資料館を見学しました。この資料館では、岩田遺跡から出土した土器や石器類、土偶などをはじめ、吹越遺跡の土器や神花山古墳の埴輪などを展示していました。 私は卒業論文で、西日本の縄文文化について勉強をしようと思っています。そのため、今回のゼミ旅行で、岩田遺跡の遺物を観察できる機会があって、参考になりました。 これを機会に、縄文時代をより深く知れるよう努力していきたいと思います。

岩田遺跡の土器

 次に神花山古墳を訪れました。この古墳は、5世紀前半で30mほどの前方後円墳です。柳井茶臼山古墳と同様に瀬戸内海に面した立地をしています。箱式石棺から20代と思われる女性の頭蓋骨が見つかっています。この頭蓋骨から当時の顔が復元されており、古墳の近くに像が立っていました。

神花山古墳(前方部側から)
復元された女性の像

 見学後、田布施町郷土資料館を訪れました。この資料館には、県内で最大規模の後井1号墳の横穴式石室を1/2サイズで展示しています。石室を分かりやすく見せるために、石室の断面から内部が観察できるような展示方法を採用していました。私は、博物館の仕事にも興味があるので、この展示は面白いなと感じ、印象に残るものでした。
 その他にも、6世紀代の納蔵原古墳・県内最古の4世紀初頭である国森古墳の遺物を見学しました。遺物を見学した後は、実際に古墳へ行きました。 以下の写真がその様子です。

納蔵原古墳の横穴式石室
県内で最大級の横穴式
 

県内最古の国森古墳

 1日目は古墳三昧でした。県内最古の国森古墳から古墳文化が終わる後井古墳を通観できたことはとても勉強になり、各時期の古墳の立地や遺物の変化などを追うことができた1日でした。
 以前から自分の足で遺跡を歩き、周囲の環境を体感し、図面ではなく実際の遺物をみることが大切だと考えていましたが、今回のゼミ旅行で改めて強く感じました。

 ゼミ旅行2・3日目の感想は、他の3回生が投稿します。楽しみにして待っていてください!!
 匠

2018年3月6日火曜日

いざ山口!

 こんにちは!

 昨日まで2日間ほどとても暖かく、春の訪れを感じましたが、今日はまた元の寒さになってしまいました。

 さて、明日からゼミ旅行で山口県に向かいます!
 山口県で遺跡を巡るのは初めてなのでとても楽しみです。

今回のレジュメ

 2泊3日、しっかり学んできたいと思います。

 旅行中の様子はツイッターにてリアルタイムにつぶやく予定です!
 こちらもよろしくお願いします。( https://twitter.com/hu_kouko )

出発!
ふじなみ