2012年3月31日土曜日
新入生獲得大作戦 第2弾
今日から、みなさんに名前を覚えてもらおう作戦で、その日の記事を担当した子分2の名前を記入することになりましたので、よろしくお願いします!!!
ちなみに本日の担当は考古研のメガネその1 後藤こと、ごっちです。よろしくお願いします。
さて、昨日の記事でもお伝えした通り、現在、考古研では新入生獲得作戦が実行中です。今日は、新入生を迎えるにあたり、研究室の掃除を行なっています!!!徹底的にキレイにしますので、窓があることに気づかずに、外を覗き込んで頭をぶつけたりする人が出てくるかもしれませんね(笑)。
この作業と並行して、チラシの作成も行なっています。今年は、どんなチラシになるのか楽しみです。チラシには、このブログのQRコードが載せてありますので、チラシを受け取った人は、ぜひチェックしてみてください。
2012年3月29日木曜日
2012年3月27日火曜日
2012年3月19日月曜日
2012年3月14日水曜日
ゼミ旅行4日目!!!!
今日は朝一番で青森市にある三内丸山遺跡に向かいました。
三内丸山遺跡は日本最大級の縄文時代集落跡で縄文時代の集落遺跡を代表するものとして多くの本に紹介されているので、ご存知の方も多いと思います。
遺跡の全貌は雪に埋まっていてよく見えませんでしたが、展示室内には再現模型があり、この模型からある程度のイメージができました。
遺跡内ではガイドの方に案内して頂き、櫓のように大型・通常の竪穴建物や写真にもやぐら状に復元されたものが映っている大型掘立柱建物やお墓などを見ていきました。さらに主要な遺構はドームで覆われた中に検出された状態のまま見る事が出来ます。
縄文時代の建物跡自体見たことのない私はただただ驚くばかりでした。
また、展示室に並ぶ資料も円筒土器など近畿とは異なるものが並ぶほかに、ヒスイや黒曜石など他地域から持ち込まれたものなど当時の流通にも興味がわいてきました。
(後ろの鉄塔が見えなければ現代のようには見えないかも)
さて、三内丸山遺跡を堪能した後は、この日中に京都に戻らなくてはならないので(竜飛岬ではなく)青森駅北の港から海を眺める事にしました。まだまだ湾の中ではありましたが「このまま北へ向かへば北海道」と思うと北のほうへ来たということを改めて実感します。
さて、来た道をひたすら戻りながら行ける遺跡として向かったのが秋田県鹿角市の大湯環状列石・大湯ストーンサークル館です。
ここは直径45m以上の万座・野中堂の二つの環状列石を主体とする遺跡です。環状列石の周囲には、掘立柱建物・土抗・貯蔵穴などが列石を取り囲むように同心円状に分布しています。環状列石は、墓の集合体で、これを中心に儀式も行われていたと考えられ、当時の葬送儀礼、祈りやまつりなどを考える上で重要なものです。
この後新幹線に乗り無事京都に新幹線で戻りました。移動だけ見ると東北もあっという間に行ける事を感じました。
これでゼミ旅行の記事はおしまいです。
旅行中は様々な時代にわたって東北文化に触れることが出来ました。本などで普段自分たちの見ている資料と異なることは知っていましたが、実際に見てみるとその違いを肌で感じることができました。
普段は近畿周辺をはじめとする西日本にしか目がいかない私たちですが、これから全国の様々なことに目を向けていきたいです。
ゼミ旅行3日目!!! その2
今回のゼミ旅行では、2泊3日の宮城・岩手を巡るチーム、 3泊4日で青森まで向かったチームの2手に分かれました。
中尊寺を見学した青森組は、この後いっきに青森県へ移動します!!
いくら東北で近くにいるといってもやはり時間はかかるもので…
青森に到着したのは夕刻。博物館などの閉館時間も間際です。
そんな中かけ込んだのが田舎館村埋蔵文化財センターです。
この建物は垂柳遺跡の上に建てらられた建物で、弥生時代の水田跡が露出展示されています。
しかも(一部ではありますが)遺構部にも立ち入ることができるのです。(写真奥部)
その後宿泊する弘前に向かいました。
田舎館でもそうでしたが、当日は天気に恵まれましたが、道端には除雪の際に寄せられた雪が高く
そびえた山のようになっていました。
ゼミ旅行3日目!!!
3日目は、昨年の世界遺産登録で湧き立っている平泉です。ここでは平泉町の八重樫さんにご案内いただき見学しました。
それでも資料館に展示されてた土器・陶器などの資料を見ながら、当時の人々に思いを馳せるのでした。
雪景色の無量光院跡
そして平泉の様々な話をしながら、皆が一目見たいとドキドキしながら中尊寺にやってきました!
境内には様々な建造物がありますが、やはり金色堂に興味深々でした。
変な話になりますが、金色堂はイメージよりも少し小さく思いました。しかしながら細部の装飾など目を引きました。他にも宝物館で様々な資料を見ました。
この後は毛越寺や文化遺産センター等を訪れ平泉の文化にどっぷりつかりました。
ゼミ旅行2日目!!
2日目 3月7日(水)
2日目は、朝ホテルを出発し、まず仙台市内を中心に遺跡等を見学しました。
最初は仙台バイパスの横にある遠見塚古墳を見学しました。
遠見塚古墳は(写真ではそれほど大きくは見えませんが)全長が110mと東北地方では大規模な前方後円古墳です。 見渡しも大変よく、現在は古墳公園として整備されていることもあり古墳の全形も分かりやすく見ることが出来ました。
よくみると前方部の墳長が平坦になっており、これは…「走るのにちょうどいい!!」
ということで、お約束の競争のため走ってまいりました(^_^;)
その後東北歴史博物館東北全体に及ぶ普段近畿の博物館では見慣れない資料が並ぶ展示を見ながら、自分たちは東北にいるのだと改めて感じました。
私としては何度も名前を聞いていた里浜貝塚の骨角器(動物の
多賀城は高校までの教科書にも登場する古代東北の要所です。神亀(じんき)元(724)年、大野東人(おおののあずまびと)によって創建された奈良・平安時代の陸奥国の国府で、行政の中心地でした。また、奈良時代には鎮守府も置かれるなど、軍事の中心でもあった場所です。昨年訪れた大宰府とほぼ同時期の存在した律令制度のもと作られた国家の出先機関として有名です。
(昨年太宰府に立っていたときは、翌年多賀城にいるとは思っていませんでした 笑)
また、写真に移っている覆屋内の多賀城碑は日本三古碑の一つとしても知られています。
ゼミ旅行1日目!
少し期間が空いてしまいましたが、ゼミ旅行の記事も更新していこうと思います。
1日目 3月6日(火)
例年通りの現地集合。前日の夜行バスで向かう人もいれば、当日新幹線で行く人など行き方は様々ではありましたが、当日は仙台駅に無事集合し、さっそく見学スタートです。
仙台駅西口の風景
電車に乗って一番最初の見学地である郡山遺跡へ向かいました。(福島県の郡山とは関係ありませんよ 笑)
ここは多賀城以前の国衙(役所)と寺院跡があることで知られています。旅行前の予習段階からこの遺跡が古代東北を語るために重要であることを知って期待に胸躍らせていました。実際に現地を案内していただくと、本格的な復元はありませんが、公有地化して案内板を設置したり、中学校の一角に遺跡紹介のスペースを設けているなど遺跡を知ってもらえる取り組みを積極的に行っているように見えました。
郡山遺跡と案内板
次に、タクシーに乗って富沢の地底の森ミュージアムへ移動しました。ここでは約2万年前の旧石器時代に暮らした人達の活動跡と森林跡が見つかった遺跡を発掘調査で見つかった状態で展示公開をしている施設です。普段旧石器時代に対して触れる機会の無い室員達ですが、これには皆圧倒されていました。
展示されている森林跡
地下鉄・タクシーで移動し仙台市博物館へ。まず驚いたのが展示室の規模です。大小さまざまな展示室がならび、考古のみならず、文献・美術関連の資料が並び、仙台の歴史を学ぶためには十分すぎるくらいです。やはり仙台という土地柄か、仙台藩や伊達正宗に関する展示品が多いことはいうまでもありません(笑)
博物館で仙台藩の文化を知ったところで、いよいよ仙台城(青葉城址)へ向かいます。ここでは東北大学の藤澤先生に案内していただきながら雪の残る坂道を登って行きました。また、途中、先の地震で損壊した部分にもご案内いただきました。頂上に登ると仙台市内中心部が一望できました。また有名な伊達正宗像もここにあります。(写真ではだいぶ暗くなっていますが… 笑)
地震で損壊した箇所で説明を受ける一同
見えにくいですが伊達正宗像
一日目はこのような行程で終了しました。晩御飯には名物の牛タンに舌鼓を打ちながら、仙台の夜は更けて行くのでした。
2日目へ続く