2012年2月2日木曜日

埴輪接合作業


こんにちは!

 肌寒い季節で雪もちらつく京都ですが、研究室では日々活動に勤しんでいます。

 そんな研究室では現在、福井県若狭町糠塚古墳から出土した埴輪の接合作業を行っています。糠塚古墳の詳細については過去の発掘調査の内容が本ブログに掲載していますので、こちらをご覧ください。

 埴輪の接合作業は、土器類と同様に机の上にひろげた破片の中から調査時の取り上げ地点や破片の形などを考慮して、「これだ!」という破片を見つけて接合し、どんどん埴輪を大きくしていくものです。

 一見すると非常に地道な作業ですが、接合して大きくなっていく埴輪を見ると各個体の違いなどの発見がある非常に重要な作業です。そんな作業の中で、埴輪の本来の姿を想像してとてもワクワクしています。

 これからも室員一同責任を持ち、次の作業のためにも埴輪達を大きくしていきたいと思います。


接合した埴輪

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