試し掘り

今日は試し掘りをしました。場所は、調査区の東壁際で行いました。

左の写真は重機で土砂を取り除いた後、田んぼの土を取り去り、平安時代の遺構面があるかないかを確かめているところです。調査区北半では遺構面をのせた包含層がありそうな気配です。褐色の土がそれです。














左の写真を見て土の色の違いがわかりますか？黒い土が田んぼの土です。下のオレンジ色の部分は自然の礫層です。調査区中ほどの部分では遺物包含層がとっても薄くて、重機で飛ばしてしまいました。














左の写真には、重機で深く掘り下げてしまった範囲が写っています。親分と二人で「やっちゃったな」と反省しきりです。

今日は、遺構面を調べるために一部深く掘り下げましたが、どこまで荒掘りするかがだいたい決まりました。明日以降は田んぼの土を少し残すように仕上げて、それから精査へ移っていく予定です。

今日一日見ていたけど難しいの一言です。でも土を見るのも楽しいと思えるようになりました。明日は親分がいないので不安がいっぱいですが頑張っていきたいと思います。