2011年3月10日木曜日

ゼミ旅行 3日目

 3日目 3月10日(木)

 さて最終日です。原鶴温泉を出発するみんなの顔に疲労の色が・・・。1日目の移動時の会話量に比べると確実に会話が減っています。周りをみると、みんな寝ています。今日が最後!!がんばれ!!

 ということで本日、最初の『うきは市立吉井歴史民俗資料館』に行き、そこから『若宮古墳群』に行きました。その後、九州と言えばこれ!!!の装飾古墳『屋形古墳群』や『田主丸塚古墳』・『下馬場古墳』を見に行きました。意外ときれいに残っている装飾に研究室一同、驚きながら、その神秘性に圧倒されていました。同心円文の中にある盾やゆきの絵を探すのに必死になっている学生もちらほらいました。

 装飾古墳ツアーを終え、次に高良山神護石をみにいきました。神護石は山道をぬける間にも見えていましたが、みんな疲れて寝ていたため、気付いた学生は少なかったようです(汗)


 写真右に見える石の列が神護石です。伝説ではここいらで悪事を働いていた鬼が神様に、「3日以内に石で囲ったら、そこの土地をやろう」と言われ並べたと言われているそうです。山城の跡ではないかと考えられています。
 この次に筑紫国造磐井の乱で、教科書にも載っている筑紫国造磐井の墓と考えられている『岩戸山古墳』に行き、近くにある『岩戸山資料館』にも行きました。そこで、石で作られた埴輪ともいわれる石人・石馬を見ました。その後、『石人山古墳』に行きました。『石人山古墳』には石人が立っており、行く手をはばむその姿に威圧感さえも感じました。

 『石人山古墳』を最後に見学を終え、羽犬塚駅から家路につきました。帰りの道中は、ほとんどの人が眠っていました。

 今回のゼミ旅行は九州ということもあり、関西に住む私たちにとっては完全に、異文化コミュニケーションでしたが、これにより、普段見ることのできないものに触れることができ、みんなの中で良い経験になったと思います。簡単ではありましたが、以上が2泊3日九州ゼミ旅行の全容でした。

(集合写真:大宰府政庁にて)

(あえて、はっちゃけて書いたのは楽しかったゼミ旅行を前面に出すためです。室員の全員が見学地では真剣に勉強していました。)

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