2007年10月31日水曜日

明日も頑張っていきましょう!!!





本日の現場は昨日と同様に溝の掘り下げと柱穴の段下げを行いました。

まだまだ、柱穴が列として成立しないのが残念なのですが、これからも土質を見極めながら進めていきたい思っています。
本日の写真は現在の現場の状況を写したものです。

明日は学園祭で大学の授業は休講なのですが、発掘はあるので、作業を進めていきたいと思っています。しかし、天気予報
では雨と予報されてるので少し不安を感じる所です。



2007年10月30日火曜日

新メンバーの上達

今日の現場は昨日と同様、溝の掘り下げと柱穴の段下げを行いました。

今日は雲行きが怪しく雨が降るかなと思ったのですが、雨が降らず作業を行う事が出来て本当に良かったです。

作業に参加してくれてる学生には、ガリの使い方を教えました。
皆、呑み込みが速く、直ぐに上手くなってくれたので私達としても大変喜ばしい事でありました。

2007年10月29日月曜日

溝の掘下げ






今日の現場は、溝の検出と掘り下げを行いました。

まだまだ、検出する所はありますが、学生全員で頑張っていきたいと思います。

今日は現場の状況写真を載せたいと思います。

2007年10月25日木曜日

溝の掘下げ

今日の現場の状況は溝の掘下げと柱穴の検出を行いました。

現場では、まだまだ、磨くと新しい溝の遺構が検出されます。明日からは、今日、検出された溝を掘下げていきたいと思います。

新しいメンバーも現場の状況に慣れてきてくれて、本当に喜ばしい事です。

今日は写真がありませんが、今度、写真をのせますので、宜しくお願いします。

2007年10月24日水曜日

溝、掘下げました。

今日は、調査区半ばのアゼが見えるくらいまでシートをめくり、溝の掘下げを行ないました。おもに新しいと思われる灰褐土の入り込んだ溝を掘下げました。今日も柱穴だと思える遺構を検出しました。近くを注意深く見ていくことが必要だと思います。写真は今日掘下げた溝です。

2007年10月23日火曜日

溝を追っかけ!

昨日までは馬代小路の東側溝を追っていたのですが、一段落ついたので本日は前に追っていた平安より上の面での溝を掘り進んでいきました。

今日も朝から一回生が加わり先輩方のもとで共に調査を行いました。調査に加わり約一週間経ち、調査にも慣れたように伺えました。この調子でこれからも頑張ってもらいたいと思います。


本日はこちらの不都合で写真を掲載する事ができませんでした。



                                                        (子分 古谷)

2007年10月22日月曜日

側溝

                          (写真1)
本日は馬代小路東側溝、中御門大路をはっきりさせるため、西側を中心に発掘を行いました。
写真は暗渠跡と思われる場所で検出した木樋です。
平安時代以前か、同時期と思われるものです。


                         (写真2)

そして、上の写真は中御門大路の溝であると考えられる所です。少し見にくいですが土の色に違いが見られ、中御門大路と馬代小路の交わる場所にあたります。

                          (写真3)

本日出土した灰釉段皿です。破片も大きく、見つけたときは驚きました。おそらくですが、9世紀ごろのものと思われます。

気温の温度差も昼と夕方とでは大きく違うようになってきました。風邪には十分注意しましょう。

2007年10月20日土曜日

馬代東側溝攻める!

                ( 写真1)
                ( 写真2)

                (写真3)
昨日は雨の為一日調査を行うことができませんでした。初めてのことだったので残念でしたが、今日は昨日の雨のおかげで遺構面が湿って調査を円滑に行うことができました。

重機掘削を担当した僕ですがこの調査区南西側の範囲は特に苦労したところであり、先生と共にどこまで掘り下げるのか迷ったところでした。
しかし今日この範囲を極めたところ、平安期に埋没した馬代小路東側溝の埋土を確認する事ができました。(写真2、3) かなり一安心です!

また写真にはありせんが、掘りぬいた溝の断面から中御門大路の南側溝ではないか考えられる面も見つけることができました。
この調子で調査を進めていきたいと思います!

                                                  (子分 古谷)

2007年10月18日木曜日

馬代小路の側溝発見か!?

                                 写真1
                                 写真2
今日は、馬代小路の東側溝と思われる場所の一部を掘り下げました。そうすると、なんと馬代小路の東側溝の中の土と思われるものを確認することができました。(写真1・写真2参照)
幅が約65cmでした。これから遺構を検出していくうえで一つ楽しみが増えました。
今日も昨日来てくれた学生さんが来てくれました。土の色と格闘しているのを見ると負けてられないと思いました。

2007年10月17日水曜日

新しいメンバー①

今日は昨日、見学に来てくれた学生さんが現場の作業に朝から来てくれました。その新しく来てくれた人に現場の状況説明や実測方法、道具の使い方を教えました。

現場の状況は今日、作業員さんがお休みされているので、作業としては進んでおりません。ただ、新しく来てくれた人が今日の作業で徐々に成長している様を見る事が出来ました。まだまだ、これからですが、彼らには成長してくれるのを期待しています。

明日も新しいメンバーが来てくれるので楽しみにしています。

                                         松田

2007年10月16日火曜日



今日も前回から続いている溝の掘り下げを行っております。柱穴も検出する事が出来ました。
これまで、少ない人数で行ってきました発掘ですが、今日は新たなメンバーが6人来てくれました。
しかも、明日から新メンバーが来てくれるので我々も非常に喜んでおります。

そして、全員で現場を終え、整理作業まで参加してくれる事を心から願っております。

他に、発掘現場に新たな立て札が立ちましたのでご紹介しておきます。
是非、電車からでも見ていただくと幸いです。

2007年10月15日月曜日

穿孔された遺物



今日の現場の状況は遺物で珍しいものが出土しました。この遺物は写真でも解るように穿孔されている石製品だと思います。

また、他にも瓦が出土しました。その瓦には布目痕と思われるものがありました。

今日も柱穴を検出する事が出来ました。しかし、この柱穴が柱穴列として並ばなかったのですが、明日以降の調査で柱穴を検出していきたいと考えています。


                                                 松田

2007年10月12日金曜日

見えるかも

                                                   写真1
                                                   写真2
                                                   写真3
                                                    写真4

今日の現場の状況は、馬代小路東側溝と思われる隣の溝を掘り下げて、今後、どの様に進めていけばいいのか計画立てる事が出来ました。

遺物は緑釉陶器片が発見されました。他にも、今日は土師器片や須恵器片も発見されました。写真3がその時に発見された緑釉陶器片です。

今日は発掘現場の話題として、嵯峨野線の電車の窓から見えるので少し目を向けてくれると幸いです。

晴れてる日であれば、電車から見ていただければ発掘現場の状況が見れるかもしれません。
                                                                   松田

2007年10月11日木曜日

                             写真4
                               写真3
                  写真2              
                                写真1

今日は朝から少し雨が降っていたので、現場の仕事はどうなるのかなと不安だったのですが、無事に晴れて作業を行う事が出来ました。

今日の現場の状況ですが、ようやく平安時代の遺構とおもわれる層と中世の層の境目を捉える事が出来ました。現在の中世の遺構面から15cm下げれば平安時代の遺構面に到達する事を知ったので、学生の士気もさらに上がりました。写真1のラインより上の層が中世で下の層が平安時代と思われる層です。

柱穴も以前は全体像が解らなかったのですが、今日、溝をきれいに削った時に柱穴の全体像がはっきりと溝の中で見えました。写真2が今日、はっきりと解った柱穴です。

また、遺物の発見で残りが良さそうな物が発見されました。この遺物が採取
出来た時に改めて報告させてもらいます。写真3が遺物が出土した状況図
です。明日、報告する事が出来れば、報告させていただきます。

作業では、これから掘っていく箇所の写真撮影を行いました。これから、進行状況に応じて、遺物同様報告させてもらいたいと思います。写真4がこれから掘っていく箇所の最初の状況です。これから、どの様に変化していくのか楽しみにしていて下さい。
                                          松田

2007年10月10日水曜日

雨が降らず、作業が進んだ。

今日の作業は主に溝の掘り下げを行いました。
現場も4分の1まで掘り下げが行われましたので、これからも順調に進んでいくと思います。
先週の天気予報で今週は雨が降ると言われながらも降らなかったので、私達にとっては非常に喜ばしい事です。

今日は現場の画像が載せる事が出来ず、誠に申し訳ありません。
明日は必ず画像を載せさせて頂きますので宜しくお願い申し上げます。

2007年10月6日土曜日

オープンキャンパス

今日は大学のオープンキャンパスがあり、複数の学生さんが現場に来てくれました。この現場を見て興味を持ってくれたらありがたいです。でも現場の説明を詳しくできなかったので来てくれた学生さんには申し訳ないです。


左の写真は、昨日に続き今日掘り進めたG~Iラインの溝です。東西のラインはかなり長く続きそうです。
今日は、溝を掘り進めただけに終わりました。

ARGで紹介されました

Academic Resource Guide 293号-1で紹介していただきました。ありがとうございます(ブログ元記事:ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版 - ブログ「花園大学発掘日誌」、公開)。

ARGをご存知ない方のために補足しておきますと、人文科学、社会科学、自然科学の各分野における電子メディア(ウェブサイトとかブログとか)の学術利用について紹介、批評をしている、その筋では有名な(情報歴史学的には必須の)メールマガジンです。

2007年10月5日金曜日

 本日は、何故か画像を載せようとするとエラーになってしまうため、ブログに画像を載せる事ができません。
 明日、併せて載せようと思います。
 本日の調査では調査区西側の最も現代に近いと思われる溝の土を取り除く作業を進めました。
 平面を削る作業も終わり、現場の風景も平らな風景からボコボコとした風景に変わって行きます。
 特筆するような遺物は出土せず、淡々と作業を進めた一日でした。

2007年10月4日木曜日


すっかり秋らしい気候の中、今日も調査区西側を集中的に調査しました。
馬代小路東側溝を検討しながら遺構面を綺麗にし、アゼを整えました。



上は馬代小路東側溝検討中に出た遺物で、緑釉陶器です。これからの検討に役立つ遺物であると思われます。
また、本日より溝の土である灰褐土を手掘りで掘削しました。
いよいよ本格的に活動し始めました。
季節の変わり目ということもあり、体調には十分気をつけてやっていきたいです。
子分(針山)

2007年10月3日水曜日

馬代小路の東側溝??




今日は昨日の溝が馬代小路の東側溝であるかどうか判断するために検出作業を行いましたが、まだ、確実に馬代小路の東側溝かどうか判断出来ませんでした。その為、側溝がどこまで続いていたのかは検出途中です。明日はその側溝がどこまで続くのか検出し、また、馬代小路の東側溝であるかどうかを検証していきたいです。
また、柱穴も多数検出されたので、その柱穴が柱穴列になっているか判断していきたいです。


2007年10月2日火曜日

馬代小路東側溝検出か!?

今日は、調査区西側で遺構検出をしました。東側から始めてきた遺構検出も西端に近づいてきました。
写真は、今日検出した南北にはしる溝です。この溝は平安京の馬代小路の東側溝かも知れません。
溝幅はまだ判然としませんが、明日以降の調査で明らかにしていきたいと思います。
今日も暑い一日でした。寒暖の差が大きい時期です。体調管理に気を付けて頑張りたいと思います。
                                        宮村



2007年10月1日月曜日

柱穴を検出。


今日も調査区西半部の遺構検出を行い、柱穴や溝状の遺構を検出しました。


午前中は、昨夜の雨で良い具合に水を含んでおり、土の色も見やすかったのですが、午後になると強い日差しのためジョウロで土を湿らせることもしばしばでした。

写真は、今日検出した柱穴です。先日検出した柱穴とつながるかどうかはまだわかりませんが、今後明らかにしていこうと思います。
 


写真を載せていませんが、今日は遺物が多数出土しました。

須恵器片や土師器片、陶器片などが多く、今後、整理作業も頑張ってこなしていこうと思います。

午後には、松田先生から差し入れをいただきました。松田先生、本当にありがとうございました。