2014年6月26日木曜日

花園大学考古学研究室大会


 こんにちは!

 蒸し暑い日が続いていますね。
 屋外と屋内の温度差で体調を崩さぬよう、皆様もお気をつけください。

 さて、先週の土曜日(21日)は平成26年度花園大学考古学研究室大会が開催されました。

 毎年6月に研究室のOB、OGさんを大学に招き、調査や整備に関わった遺跡や古墳、遺物等について発表をしていただいています。OB、OGさんは各地の文化財関係の仕事についているため、専門的な話はもちろん、各地の新しい考古学に関する情報も聞くことができとても貴重な場です。


 今年度の発表は

 花園大学考古学研究室  「近年の若狭地域における調査成果」

 三好孝一氏(公益財団法人 大阪府文化財センター)
                 「復興調査の現状-岩手県北部の事例から」

 松本洋明氏(天理市教育委員会)
                 「天理市の史跡指定に伴う取り組みについて」


 上記の3本でした。

 発表の休憩時間には、研究室が去年の夏に測量調査をした藤井岡古墳と隣接する藤井岡三昧古墳から表採した埴輪片を展示し、直接手にとって見ていただきました。
このようなことが行えるのも、考古学研究室大会ならではです。

 
 とても貴重なお話を聞くことができて、大変勉強になったと同時に、これからの勉学への励みにもなりました。また、OBさんが各地の文化財に携わる職業に就いておられるのを今回改めて実感し、もっと大きな視野を持とうと強く思った研究室大会でした。

 あいぼん

0 件のコメント: