2017年10月18日水曜日

定例研究会


 こんにちは。
 昨日、第2回目の定例研究会が行われました。
 今回のテーマは「青竜刀形石器」でした。

 青竜刀形石器とは、縄文時代中期から後期にかけて東北北部から渡島半島を中心に出土した石器で、その形が中国の青竜刀に似ていることから名づけられたそうです。

 青竜刀形石器は、刃部が分厚く背の部分が薄く作られていて手斧のような印象を受けました。また中期は刃部が幅広いのですが、後期のものは刃部の幅が狭くなっており刃の基部に小さな突起がついていました。
 
 鮭鱒漁や祭祀の道具として用いられたと考えられているそうですが、自分は何かを潰すための道具にも思えました。
 西日本では出土せず、東北方面のみなので新鮮な気持ちで学ぶことができました。

発表の様子

 後期の定例研究会は自分たち1回生も発表をするので、より考古の知識を深めていきたいです。

アダチ

2017年10月13日金曜日

考古学実習! 拓本作業


 こんばんは!

 最近は昼夜の温度差が激しく、体調を崩しやすいです。気を付けていきましょう

 今回は古銭を使った拓本の練習を行いました!

 普段はオープンキャンパスなどで体験することもできる拓本作業ですが、自分たちで学ぶとなると難しいです。

 今回は水を吹きかけて行う湿拓という方法で拓本の練習しました。
 初挑戦の受講者もいて、我々は大苦戦。
 水のつけすぎ、力の入れすぎ、墨のつけすぎ、もっと練習しなければいけないですね。

私の拓影です、もっと練習がひつようですね

こちらは別の研究室員のものです


 
  もう10月も半ば、これからも精進していきます。

フクマ

 

 

2017年10月11日水曜日

後期 第1回定例研究会!!


 こんばんは。
 昨日、後期の第1回目の定例研究会を行いました。

 第1回目の発表は「考古学からみた豪族居館」でした。

 考古学では、豪族の姿を想像することは難しいですが、遺構から当時の豪族が暮らしていた建物や生活風景を想像することができます。

 豪族居館の土台となる盛り土や石垣が、古墳に使われている技術と似ていることから、古墳造りを経験した人たちが関わっていたと言われています。また、 極楽寺ヒビキ遺跡の柱穴の一部には、板状の柱が用いられており、家形埴輪にもその表現がされています。

 初めて知ることがたくさんあり、自分の知識不足を痛感しました。今後は、もっと幅広く手を出していきたいと思います。

発表中
匠 

2017年10月9日月曜日

国宝展&「火焔型土器と西の縄文」!!


 こんばんは。
 寒い日が続いていましたが、昨日明日は半袖で過ごせるほどの暑さでした。不安定な気温ですが、体調にはお気をつけ下さい。

 さて、7日に、京都国立博物館で開催されております「国宝展」を見に行きました。この特別展は、「国宝」という名が生まれてから、120周年を記念して開催された特別展です。

 名のとおり、全国各地の各ジャンルの国宝が展示されています。 どれも魅力的なものばかりでしたが、そのなかでも私は、縄文の女神・縄文のビーナス・仮面の女神と呼ばれる縄文時代の土偶を主な目的として見に行きました。

 土偶たちは、図録でしか見たことがなかったため実物を見たときには、その美しさに圧倒され、縄文土偶の最高傑作と言われる理由が分かりました。また、縄文のビーナスには胎土中に金雲母が含まれていたため、キラキラと輝き高級感がありました。実物を見ることによって、そのもの自身の特徴を目で見て感じることができました。

 国宝展はⅠ~Ⅳ期の期間に分かれており、各期間で展示されているものが違います。そのため、別の期間にまた国宝展へ行きたいと思っています。その感想もブログに投稿しますので、ぜひ楽しみにしていてください。

 
国宝展のポスター






 8日には、京都大学総合博物館で開催されている特別展「火焔型土器と西の縄文」 を見に行きました。

 火焔型土器は、新潟県信濃川流域に分布しており、燃え盛る炎をイメージしたと言われている土器です。

 この展示には、新潟県十日町市の笹山遺跡から出土した国宝の火焔型土器が展示されていました。 ほかにも、西日本の縄文土器をみることができ、同時期に属している西と東の縄文土器の形や文様の違いを比較することができました。

 東日本の縄文文化の豪華さに感動し、一度、自分の足で新潟県をはじめとする東日本の縄文文化を見に行きたいと思いました。そして、私の興味のある西日本の縄文時代との比較をより深くできたらいいなと思います。


匠


2017年10月6日金曜日

お久しぶりです


 こんにちは

 お久しぶりです、前回の更新か間があいてしまい申し訳ありません。
 9月のあいだには発掘調査の埋戻しや整理作業が重なり、ブログの更新ができませんでした。

 発掘調査も終わり、いま私たちは脇袋丸山塚古墳から発掘された埴輪の接合作業をしています。

 赤い埴輪と白い埴輪がみつかり、接合作業が進んでいくと形象埴輪の形が見えてきました。

接合できたものたち

どんな埴輪に復元できるかな?

ぐるりと一周できました!


 様々な時代の姿を見せるこの脇袋丸山塚古墳、ここで出土したこの遺物たちを研究していくことに喜びを感じながら作業をしています。

 これからどんな報告ができるのか私も楽しみです、頑張るぞ!

 フクマ
 

 

2017年9月15日金曜日

現説ありがとうございました!


 こんにちは。
 京都も秋らしい気温になりつつあります。
 更新が滞りがちですみません。

 9月10日 (日)は脇袋丸山塚古墳の現地説明会でした。
 地域の方に加え、他県からも多くの方がいらしてくださいました!

 今回検出された国内に例のない特殊な遺構や、畿内との関わりを示す出土埴輪を、無事お披露目することができました。

 各調査区や出土遺物の説明は学生が担いましたが、鋭い質問にたじろぐ場面もありました。
 古墳のことをよく知っている方、知らない方、老若男女すべての方に伝わるよう説明するのが大変でした。
 拙い説明でもとてもよく聞いていただけたので、遺跡の価値は十分伝えることができたと思います。

くびれ部トレンチ
特殊遺構トレンチ
後円部トレンチ
出土遺物

 また、今回の調査では、地域の方々に大変お世話になりました。
 説明会にいらした皆さんに喜んでいただける調査ができて、とても良かったと思います。

 発掘調査を終え、今は大学にて整理作業を行っています。
 バラバラの埴輪がくっついていくとわくわくしますね。

 整理作業の様子もこれから随時お伝えしていきますので、よろしくお願いします!

ふじなみ

2017年9月8日金曜日

脇袋丸山塚古墳 現地説明会のお知らせ


 こんばんは。
 更新が滞っておりすみません。
 ここ数日では現場での作業と並行して、埴輪の接合作業も進めています。

 さて、このたび私達が行なっている脇袋丸山塚古墳の発掘調査にて得られた成果について、現地説明会を開きます。

 現在、資料作りも頑張っています!

 説明会の詳細は以下の通りです。

【場所】脇袋丸山塚古墳
    福井県三方上中郡若狭町瓜生

    JR小浜線上中駅から徒歩約30分
    JRバス若江線(瓜生経由)ふるさと公園から徒歩約10分

【日時】9月10日(日)
    ①10:00〜12:00
    ②13:30〜15:30(予定)

 本墳が所在する脇袋は、古代の交通の要衝である若狭の「王家の谷」と称されるところで、考古学上極めて重要な地域です。

 脇袋丸山塚古墳は、脇袋古墳群で初の大型帆立貝式古墳で、他地域との関わりが考えられており、今回の調査では、若狭地域の対外交渉を考える上で貴重な成果がありました。

 ぜひ皆様お誘い合わせの上、お越しくださいませ。

 なお、藪の中での調査のため、長そでの着用をお願い致します。