こんにちは。
徐々に暖かくなってきましたね。
さて、時期が経ってしまいましたが研究室員4人で2月3日に奈良県明日香村で行われた小山田遺跡(古墳)の現地説明会に行ってきました。
小山田遺跡(古墳)は、 飛鳥時代に造られた終末期古墳です。この古墳は、方墳で一辺がなんと約80mと巨大な古墳です。今回の調査区は古墳西辺に設定されており、古墳を造る際に用いられた盛り土や墳丘を飾っていた板石が確認できたそうです。
板石は2種類の石を用いており、吉野川流域の緑泥片岩や宇陀で取れる榛原石を採用しています。
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説明中 |
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調査区1 |
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調査区2 |
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墳丘を飾っていた板石 |
その他に、土器棺墓がありました。この土器棺墓は、盛り土が流れこんだ土に埋納されているため、古墳の裾が埋没しはじめた時期に埋納されたものです。土器の特徴からも古墳が造られた時期よりもやや新しいものです。
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7世紀後半~8世紀初頭の土器棺墓 |
小山田遺跡以外にも、植山古墳や石舞台古墳、川原寺も訪れました。
歴史の舞台である明日香村の遺跡を巡ることができ、とても充実した1日でした。
ただ、この日は時間に限りがあったため、他の遺跡や資料館には行けませんでした。また次の機会に行きたいと思います。
タクミ
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植山古墳 |
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古墳を囲っていた柵 |
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川原寺跡 |
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石舞台古墳 |
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石舞台の石室 |
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石室内部 |
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入り口 |
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