京都を含めた近畿では梅雨はまだ明けてませんが、セミが鳴き始め本格的な夏の到来を告げています。
さて!前回の記事でお知らせした通り祇園祭は「後祭」がスタートしています。
鉾建ての先陣をきるのは、150年ぶりに復興した「大船鉾」です。
大船鉾の前は観光客が大勢いて鉾建ての風景を写真におさめたりしていました。
鉾は釘を1本も使わず、縄のみで建てられます。150年ぶりの復活とはいえ、鉾建てには伝統の技が感じられました。
鉾が完全に建つのは20日のお昼ぐらいで、14時からは曳き始めと言って、試しに鉾を曳き走らせる行事があります。巡行の際は、保存会の方々が鉾を曳きますが、この曳き初めは一般の観光客も参加することができ、実際に鉾を曳くことができます。
後祭の宵山は23日で、歩行者天国や屋台は出ませんが、普段と違う少し静かな祇園祭があじわえるのではないでしょうか。
24日には巡行が行われ、10基の鉾の一番最後に大船鉾が巡行します。
この機会に、ぜひ京都に訪れてみてはいかがですか?
ところで、平成28年になりますが、元々ユネスコ無形文化遺産に登録されている「京都祇園祭の山鉾行事」と「日立風流物」の拡張登録し、国指定重要無形民俗文化財の全国32件行事を「山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産に申請しています。
日本のユネスコ無形文化遺産は「和食」や「歌舞伎」などを含めて22件が登録されています。これは世界第2位の数です!
この申請が通れば、日本の伝統行事が世界からさらに注目され日本が盛り上がるかもしれませんね!!
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