2014年7月17日木曜日

京都の夏、祇園祭


 こんばんは!

 連日暑い日が続いていますね。じめじめとした梅雨の時季ももうすぐ過ぎ去り、セミが鳴きはじめ夏本番に近づいてきていますね。

 さて、祇園祭が今月から始まりました。祇園祭は八坂神社の例大祭で7月1日~31日まで1ヶ月に渡って山鉾巡行をはじめ多くの行事が行なわれます。
路地に建つ、太子山
昨日は祇園祭の「宵山」で京都のメインストリートでもある烏丸通りや四条通りが歩行者天国になり屋台もたくさん出ていました。残念ながら宵山は行けませんでしたが、浴衣を来てバスに乗っている人を見ると、お祭だなと思いました。

祇園祭でにぎわう路地(宵々山)
2014年の祇園祭は、これまで以上に注目の年です。

 49年ぶりに祇園祭の「後祭」が復活するのと150年ぶりに大船鉾が巡行に復活するからです。

 もともと49年前までは前祭と後祭に分かれていたのですが、様々な事情から中止になり、巡行も33基の鉾を時間をかけて巡行させていました。
 今年は大船鉾が復活するという年でもあり、祇園祭も本来の姿に戻そうという動きから後祭が復活しました。ちなみに後祭は、手遅れの意味で使われる「あとのまつり」の語源となったとされています。

前祭の巡行の先頭を行く、長刀鉾
大船鉾は、蛤御門の変で焼失し、御神体や一部だけが現存していました。大船鉾の保存会が寄付を募り、鉾を復活させ、今年度150年ぶりに巡行へも復活します。

 今日は前祭の巡行が行なわれ、午後からは後祭の鉾建てが大船鉾から始まり順番に行なわれます。24日には 後祭の10基の鉾が巡行します。

 前祭はいけませんでしたが、せっかく京都にいるのだから、後祭の巡行はみんなで見に行こうと思います!


みどり

 

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