この下の二枚の写真は、昨日ブログにのせることができなかった柱穴の遺構です。
この下の写真は、今日確認できた列状に並ぶ柱穴群のものです。色の違いを判断するのが非常に困難でした。列状に並ぶ柱穴群をみるだけではどういう構造の建物か判断ができません。これからの調査ではっきりさせていきます。
写真とは違いますが、調査区の南側で列状の柱穴を2間分発見しました。柱間隔は6尺と8尺でした。
今日は現場が始まって初めて肌寒いと感じました。暑い日と寒い日の温度差があるので、体調には気をつけてやっていきます。
2007年9月28日金曜日
今日も新たな学生が…
2007年9月27日木曜日
今日も新たな学生が…
2007年9月26日水曜日
2007年9月25日火曜日
白い粘質土
本日から講義の合間をぬって、入れる人ができる限り現場にいるという状態になります。
現場にいられる時間、人数が限られてしまいますが、互いに交代の時に現場の状況を説明したり、図面の進み具合を教えたりと、今までにはない要素が出てきて新鮮でした。
上の写真は、土曜日に検出した井戸跡と同じ色の粘質土です。井戸跡は写真の白い粘質土が斑に混じっていましたが、これは、埋土にこの白い粘質土が混じっていると思われます。
本日も秋とは思えない暑さではありましたが、だいぶん涼しくなってきました。
図面が中々進まず、一日中現場に張り付いていられた夏休みが早くも懐かしく思えます。
予定では、後二ヶ月、調査は続きます。限られた時間でも、自分たちができる事はできる限りやっていきたいと思います。身体的にも、もちろんしんどいですが、私は後に後悔しない為に頑張りたいと思います。
2007年9月22日土曜日
夏休み最後の発掘の日
2007年9月21日金曜日
礫戦の勇者
本日も天候に恵まれ、土の渇きと、容赦なく降り注ぐ太陽光線に悩まされながらの発掘となりました。
昨日から、休憩の回数を増やし、こまめに水分を補給し、暑さにやられないよう気をつけています。
今日、遺構検出を行った調査区からは、礫を含む層が広い範囲で検出され、土が見にくく遺構面の線引きに非常に苦労しました。
本日検出した遺構面でもっとも見やすい所です。写真でもはっきりわかります。
この他の調査区は、礫を含む層ばかりです。
午後からは、南先生が現場にいらっしゃいました。
そろそろ夏休みが終わりも近く、思うように現場に行けない日々になるかもしれません。講義の合間をぬって参加できるだけ参加しようと思いますが、一日中現場にいられるのも後一日。
発掘調査が終わるわけではないので、更に気を引き締めて頑張りたいと思います。
講義始まっても、土曜日やるんですけどね。
(森本)
2007年9月20日木曜日
南北溝1
本日も快晴です。午前中だというのに早くから日差しが強くなり、汗が止まりません。
今日は現代溝西から3m離れた場所で、18日の続きを行いました。遺構面を綺麗にしていきます。
いつものように図もとっていきます。上の写真は今日から掘り始めた南北溝1を手掘りしているところです。暗灰土(取り除いてもいい土)を除去しつつ、角だしを行います。
今日は現代溝西から3m離れた場所で、18日の続きを行いました。遺構面を綺麗にしていきます。
いつものように図もとっていきます。上の写真は今日から掘り始めた南北溝1を手掘りしているところです。暗灰土(取り除いてもいい土)を除去しつつ、角だしを行います。
午後には作業員さんのおかげで綺麗になり、上の写真のようになりました。写真右側には黄灰土が階段状になり発見。土の境目に線を引く作業も頭を悩ませながら行いました。
南北溝1の南側の手掘りの様子です。午後は特に日差しが強かったので水を撒きながら作業を行いました。写真の場所は土の違いがはっきりわかり、写真でも違いがわかると思います。
明日も発掘を行います。気温が気になるところですが…。明日も熱中症に気をつけつつがんばっていきましょう。
子分(針山)
2007年9月19日水曜日
図面
今日は、ひたすら図面を描き続けました。
また、一回生が一人、候補生として午前中参加しました。午後からは学生二人で図面描きを続けました。
午後にはアイデイエイの柳澤さんがいらっしゃいました。今回の発掘ではお世話になっていますm(_ _)m
夕方頃には現場近くの高校の校舎から高校生が現場を覗いているのが見えました。
図面は、中々進みません。まだまだ未熟であることを思い知らされます。
ですが、先週よりも、昨日よりも進歩している自分が実感できます。
間違いなく、何も知らなかった自分が、親分のご指導なしにでも、時間がかかっても一人で何かができるということに、ちょっとした感動を覚えます。
明日は、作業員さんも来ていただいて遺構面を更に地表に出して、現在出ている遺構面を広げます。
図面が追いつけるよう、子分はがんばります。
また、一回生が一人、候補生として午前中参加しました。午後からは学生二人で図面描きを続けました。
午後にはアイデイエイの柳澤さんがいらっしゃいました。今回の発掘ではお世話になっていますm(_ _)m
夕方頃には現場近くの高校の校舎から高校生が現場を覗いているのが見えました。
図面は、中々進みません。まだまだ未熟であることを思い知らされます。
ですが、先週よりも、昨日よりも進歩している自分が実感できます。
間違いなく、何も知らなかった自分が、親分のご指導なしにでも、時間がかかっても一人で何かができるということに、ちょっとした感動を覚えます。
明日は、作業員さんも来ていただいて遺構面を更に地表に出して、現在出ている遺構面を広げます。
図面が追いつけるよう、子分はがんばります。
(森本)
2007年9月18日火曜日
遺構カード
今日も9月とは思えない暑さでした。ベルコンを土曜日よりも更に西へ動かし、手掘り作業区を広げました。
午前中は東西現代溝と南東現代溝を作業員さんに遺構面を綺麗にしてもらいました。北の遺構面の綺麗にし、土の境目に線を引いていく作業が中心です。同時進行で遺構カードへの記録も進めていきます。
北を綺麗にした後、午後から遺構カードに北の方の記録も開始しました。この地区は親分自ら記録されました。親分の記録していくスピードのあまりの速さにただただ驚くばかりです。
写真は本日綺麗にした東西現代溝です。作業員さんに土を削ってもらうと土が非常に見やすくなり、経験の積み重ねを感じます。
明日は作業員さんの作業はお休みです。親分と子分は図を描くことに徹します。
まだまだ暑さが続きますががんばっていきましょう。
午前中は東西現代溝と南東現代溝を作業員さんに遺構面を綺麗にしてもらいました。北の遺構面の綺麗にし、土の境目に線を引いていく作業が中心です。同時進行で遺構カードへの記録も進めていきます。
北を綺麗にした後、午後から遺構カードに北の方の記録も開始しました。この地区は親分自ら記録されました。親分の記録していくスピードのあまりの速さにただただ驚くばかりです。
写真は本日綺麗にした東西現代溝です。作業員さんに土を削ってもらうと土が非常に見やすくなり、経験の積み重ねを感じます。
明日は作業員さんの作業はお休みです。親分と子分は図を描くことに徹します。
まだまだ暑さが続きますががんばっていきましょう。
2007年9月15日土曜日
今日も暑く、なおかつぽつぽつと雨が落ちたり雲の流れが速くなったりと過ごし難い気候でした。
秋が近いなと感じられるのも、毎日現場で過ごしているからでしょう。
今日の発掘は北部東側の遺構面を綺麗にする作業から始まりました。
作業員さんの力で写真でもはっきりわかる位になりました!
その後、今まで現代溝(写真右)の右側にあったベルコンを左側に動かし、手掘りを行う場所を広げ、北から南へ掘り進めていきました。
掘り進めている右側(写真では映っていませんが)では、遺構カードに記録をしている学生もいます。
手掘りと記録を同時進行で行うと大変ですが効率が良いです。私も汗を流しながら必死になりました。
今日から手掘りが行われた場所の写真です。
わかりにくいですよね?複雑なんです。
でも段々現代溝や遺構面が出てきました。
土の違いを見分けるのは掘り進めていくにつれて難しくなっていくばかりです。
土の違う所に線を引く作業もよく考えながら伸長に行いました。
次は火曜日に発掘が行われます。
記録など、覚えることはたくさんありますががんばっていきましょう。
子分(針山)
2007年9月14日金曜日
発掘
2007年9月13日木曜日
手掘り2日目で~す
今日は、調査区内にベルトコンベアーを設置し、調査区南東部の遺構検出をおこなった。溝状遺構や柱穴と思われる遺構を検出することができた。本日遺構検出をおこなった地区には、切り合った遺構もあったが、土色の違いをはっきりと見てとれるものが多く、経験の浅い私でも比較的容易に遺構の新古を判断でき、不安に感じることはあまり無かった。
一日の作業を終え、昨日よりも少しだけ姿を多く現わした遺跡に向き合うと、作業の疲れも忘れてしまうくらいに気持ちがいい。それだけで明日も頑張ろうという気持ちになれる。発掘現場とはそのような場所ではないでしょうか。
なお、本日は残念ながら、写真を載せることができませんでした。ブログをご覧のみなさんの期待に副えず申し訳ありません、明日のブログにご期待下さい。
一日の作業を終え、昨日よりも少しだけ姿を多く現わした遺跡に向き合うと、作業の疲れも忘れてしまうくらいに気持ちがいい。それだけで明日も頑張ろうという気持ちになれる。発掘現場とはそのような場所ではないでしょうか。
なお、本日は残念ながら、写真を載せることができませんでした。ブログをご覧のみなさんの期待に副えず申し訳ありません、明日のブログにご期待下さい。
2007年9月11日火曜日
重機掘削
2007年9月8日土曜日
2007年9月7日金曜日
重機掘削
今日も重機で上土を取り去る作業と平削りをしました。遺構面を削ってしまわないよう慎重に作業を進めました。作業の進み具合は、まずまずといったところでしょうか。
日に日に遺構面を出した部分が広くなり、全体の様子を捉えやすくなりました。それによって昨日よりも遺構について考えながら作業することができました。
調査区の北西で多くの砂や小石を含む遺構がみつかりましたが、その遺構が何であるのか判然としない状況です。
調査区北西では、ほかにも遺構面に弧を描いたような形状の遺構がみつかりましたが、何であるのかまだよくわかっていません。
明日は現場の人数が少なくなりますが、いつも通り頑張っていきましょう!子分A(宮村)
日に日に遺構面を出した部分が広くなり、全体の様子を捉えやすくなりました。それによって昨日よりも遺構について考えながら作業することができました。
調査区の北西で多くの砂や小石を含む遺構がみつかりましたが、その遺構が何であるのか判然としない状況です。
調査区北西では、ほかにも遺構面に弧を描いたような形状の遺構がみつかりましたが、何であるのかまだよくわかっていません。
明日は現場の人数が少なくなりますが、いつも通り頑張っていきましょう!子分A(宮村)
2007年9月6日木曜日
重機掘削&上土の削り取り
重機を調査区にいれ上土を除去を始めてはや一週間、平削り用の重機をいれて3日目になります。今日は高橋親分と遺構面を見つけずらく、わかりにくい調査区北側を東西に平削りを終えることができました。北側では多くの湿気抜きの溝が確認することができました。(上の写真は一部)
一人の時はほんと不安でしたがすべてを親分に頼るわけにもいかなく、なんとかギリギリラインで平削りを行いました。
調査区西端から灰色の砂礫層が南北に確認することができました。もしかしたら、馬代小路の東側溝かもという期待を膨らませています。手掘りの調査が始まったら予想が当たっているか慎重に調べていきたいです。
北側での平削りを行っていくなかで、僕にとって一番難しく思えたのは自然的にできた遺構面(地球)と溝などの肩で見える遺構面との違いを見抜くことでした。何度も親分から説明を受けたのですが・・・同じに見えてしまい混乱中です。(汗)反省しつつ明日現場でわかるように挑戦してみます。 ちなみに上の写真は地球だそうです。
今日は太陽の日差しが強くなく、弱雨で地面が見やすくなり順調に作業をすすめることができました。また、後藤先生からの差し入れもあり皆の士気が上がりました。本当にありがとうございました。
子分 古谷
一人の時はほんと不安でしたがすべてを親分に頼るわけにもいかなく、なんとかギリギリラインで平削りを行いました。
調査区西端から灰色の砂礫層が南北に確認することができました。もしかしたら、馬代小路の東側溝かもという期待を膨らませています。手掘りの調査が始まったら予想が当たっているか慎重に調べていきたいです。
北側での平削りを行っていくなかで、僕にとって一番難しく思えたのは自然的にできた遺構面(地球)と溝などの肩で見える遺構面との違いを見抜くことでした。何度も親分から説明を受けたのですが・・・同じに見えてしまい混乱中です。(汗)反省しつつ明日現場でわかるように挑戦してみます。 ちなみに上の写真は地球だそうです。
今日は太陽の日差しが強くなく、弱雨で地面が見やすくなり順調に作業をすすめることができました。また、後藤先生からの差し入れもあり皆の士気が上がりました。本当にありがとうございました。
子分 古谷
2007年9月5日水曜日
2007年9月4日火曜日
整地作業開始
今日の作業の始まりです。いつもの様に重機で土を掘り、調査区の東の壁際、約5mを整地していきました。
上の写真は親分が子分(古谷)に指示しながら角出しをさせているところです。結構、力と神経を使う作業です。 ガラがたくさん出てくる所は作業しにくくて大変です。
角出しして黄色い土の部分を見つけることができました。 田んぼの黒い土との違いがはっきりわかります。ガリで遺構面を傷つけない様に気をつけながら堀っていきます。
今日の作業の終わりの写真です。だいたい半分くらいまで掘ることができました。黒い土を取り除いて下にある赤や黄色の土を見分けるのはかなり難しい作業です。土を掘っていく重機を止めながら土の色を確認していきます。遺構面ギリギリで止めるので遺構を傷つけてしまわないか怖かったです。明日は整地の作業を西の方へと進めていきます。皆、がんばろう!
子分(河野)