写真3
糠塚古墳は国指定史跡である上ノ塚古墳、西塚古墳、中塚古墳を含む脇袋古墳内に所在しています。
従来は墳丘の残存状況から円墳であると思われていました。しかし、明治初期の地籍図などから前方後円墳の可能性があり発掘調査を行いました。墳丘の北側と東側に2か所トレンチを設定し調査を行いました。
調査開始当初の写真がないため、進行状況が伝わりにくい点はご了承ください。
掘っていく際には土の変化を見極めながら順番に掘り下げていきます。掘って行く際に埴輪を検出するので、トレンチ内の地区ごとに分けて集めます。また葺石も検出しています。(写真2、3の石)
調査の結果、糠塚古墳は前方部の一部が見つかり(写真3左端)、前方後円墳であることが確認されました。
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