2009年9月4日金曜日

山上の作業




 丸山城址古墳は山の上にあります。
 最初に行ったのは付近の三角点に設定されているレベルを移動して、私たちが任意に設置した基準杭上にレベル(標高)をおとすことからでした。
 その値を基にしてレベルが同じである点を機械を使いながら探し、いくつか設けた基準杭に据えた平板からの距離を測ります。(写真)
 この作業を何度も繰り返しながら落としていった点同士を線で結んだ線が等高線で、地形が分かるようになります。
 完成した図面を見ると、戦国時代に丸山城による改変を受けているものの、前方部に石室を持つ前方後円墳であることがわかりました。

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