今日は、昨日行なわれた定例研究会について書いていきます。
今回のテーマは「古墳時代の装飾大刀」 でした。
私は、どちらも「たち」と読む「太刀」と「大刀」の違いがよく分かっていませんでした。
古墳時代の刀は、一般的に知られる、平安時代以降の太刀(日本刀)とは形状が違い、区別するために「大刀」と表記することを知りました。大刀は直刃で、切るだけではなく刺突の機能もあったそうです。
装飾大刀にはいくつか種類があり、図録等に掲載されている大刀がどの種類であるかを研究室員で話し合いました。話し合うことにより学びが更に深まるという点が定例研の醍醐味のひとつなのだと思います。
私は、装飾大刀が武力の象徴として祭祀の対象となったことに興味を抱きました。これを機に自分でも調べてみたいと思います。
発表中 |
さて、話は変わり、1・2回生が中心に進めている埴輪の復元が、だいぶ終わりに近づいてきました。近いうちに実測や色を塗る作業に入れそうです。
埴輪の形状を確認しながらキューテックスを削ったり、盛ったりする作業は、時間がかかりますがなかなか楽しいです。違和感のないよう仕上げたいと思います。
井上
0 件のコメント:
コメントを投稿