こんばんは!
先週の土曜日に若狭へ大学で預かっていた、向山出土の遺物を返却しにいきました。
その帰りに、リニューアルオープンした「福井県立若狭歴史博物館」を訪れました。この博物館では、福井県嶺南地域の祭りや歴史・仏像などの豊富な資料が展示されています。
「若狭のみほとけ」という展示室では、木造阿弥陀如来座像や木造千手観音像など、立派な仏像が展示されていました。
「若狭の祭りと芸能」では、王の舞で使われる八幡神社の舞面や小浜祇園祭礼絵巻の映像を使った展示がありました。他の地域では見たこともないような祭りがあったり、映像展示に目を奪われたりと楽しく若狭の祭りを学ぶことができました。
「若狭のなりたち」では、考古資料も展示されています。なかでも、鳥浜貝塚出土の丸木舟や漆塗り櫛は、重要文化財となっています。漆塗りの櫛は形も個性的で、紅い色が栄えていてとても美しかったです。
他にも「若狭から都への道」や「若狭への海の道」という展示コーナーもありました。若狭の藩士たちの具足や昔の世界及び日本地図・杉田玄白たちが発行した「解体新書」も展示されています。
若狭は昔から歴史や文化が数多くあって、とても面白い地域です。みなさんも 祭りや芸能などに興味がある方はぜひ、一度若狭を訪れてみてはいかがですか。
こばやし