こんばんは。
今日は気温が下がり、すっかり秋の気候になってしまいました。
夏休みの間行ってきた藤井岡古墳の測量が無事完了しましたので、今日はその報告をしたいと思います。
9月のはじめから中旬まで平板測量を行ってきました。平板測量は、古墳の形や大きさ、高さを明らかにするために行う作業です。
まず、基準杭のレベル(標高)の値を基にして、レベルが同じ点を探します。
左の写真は、スタッフを移動させて、その目盛りをレベルという機械で見てから、どこがいいか探しています。
小雨が降っていて、機械を雨で濡らさないよう、傘を差して作業しています。
同じレベルの点が見つかったら、平板の出番です。
平板上に乗せているアリダードで方向を合わせ、 エスロンで距離を測ります。
測ったらその点を紙に書きます。
この作業を繰り返して、紙に落とした点同士を繋げた線が等高線になります。
作業光景 |
作業前、前方後円墳になっているかもしれないと考えていましたが、完成した図面を見るとものの見事に円墳でした。
また、造り出しがある可能性も考えられるようになりました。
初めての測量参加で、初めは失敗ばかりしていましたが、先生や先輩方のアドバイスのおかげで、作業の後半頃にはどのように進めればいいか、自分で理解しながら作業できるようになりました。特に平板の作業が好きになり、もっと経験を積んでうまく線を引けるようになりたいと思いました。
うら
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