2016年6月30日木曜日

測量調査にむけて


 こんばんは。
 
 私は藤井岡古墳出土埴輪の実測図のアナログトレース作業をしています。
 順調に進み、あとは確認を待つ段階となりました。すこしほっとしています。

 また、今日は研究室員で、8月の測量調査についての話し合いをしました。
 調査に参加する研究室員にとって、初の測量調査になります。不安もありつつ、今から楽しみにしております。
 現場でスムーズな行動をとれるように、測量機器の扱いも勉強中です。
 しっかり準備をして頑張りたいと思います。


はたなか

2016年6月28日火曜日

写真撮影の近況

 こんにちは。
 またもやブログの更新が滞っており、申し訳ありません。

 研究室では、定例研や図書登録など日々の活動の他に、藤井岡古墳から出土した埴輪の写真撮影も進めています。
 時折小さなトラブルが発生することもありますが、カメラの扱いにはだいぶ慣れてきたように思います。

 しかし、光の調整が難しく、明るすぎて埴輪の色が白っぽくなってしまったり、逆に暗くなることが多々あります。
 この感覚が未だ掴めていないので撮る枚数が増えてしまい、勿体無いなぁと思います。少ない回数で、埴輪そのものに近い写真を撮れるようになりたいです。

 甲冑形埴輪と、円筒埴輪の基底部が撮り終わったので、これからは破片の撮影作業に突入します。
 今までとは撮り方が変わるとのことなので、先輩方に教えてもらいながら、協力して進めたいと思います。

井上

2016年6月16日木曜日

トータルステーションの練習


 こんばんは。
 久しぶりの雨でやはり梅雨だと感じますね。

 今日は奈良文化財研究所よりお借りしたトータルステーションの操作方法を先輩に教わり、1回生3人で練習をしました。

 トータルステーションはとてもハイテクで、その機能に驚きました。久しぶりに本格的な数学に立ち向かい頭が痛かったですが、これを現場でも使うので操作方法を覚えたいです。
 

作業中 


シンジ

2016年6月15日水曜日

平成28年度花園大学考古学研究室大会

 
 こんばんは。
 最近は天候の変化が激しく体調を崩しやすい時期ですね。

 さて、6月11日(土)に花園大学考古学研究室大会が行われました。

 今年度の大会題目は、

 赤松一秀氏 「久留倍官衙遺跡の保存と整備」

 豊島直博氏 「斑鳩大塚古墳の発掘調査成果」

 難波洋三氏 「南あわじ市松帆銅鐸の発見とその評価」

 の3題でした。

 その中でも松帆銅鐸については、最近その発見が新聞などで報じられ、その記事を読んで興味を持ちました。また、高校の部活の顧問の先生からもこのことを聞いていたので面白かったです。スライドの中に、紐がついていたとわかる痕が残っているものがあったので目を凝らしてその痕を探し、見つけられたときには感動しました。


大会の様子


 私たち1回生にとっては初めての大会で、どの発表も興味深く、前から楽しみでしたのでとても勉強になりました。 この大会で学んだことをこれからの自分の勉学に活かしていきたいです。

 さらに当日は各自役割もあり、準備から緊張しました。  私はカメラ係で、上手く撮ることが出来るか心配でしたが、本番では撮ることが楽しくなり、たくさんの枚数を撮りました。

 次年度の大会ではどのような発表が聞けるか楽しみです。 次は私も2回生なので、1回生を引っ張っていきたいです。


記念写真

シンジ

2016年6月10日金曜日

明日は大会です

 こんにちは。

 前日にお知らせすることになってしまいましたが、明日6月11日は花園大学考古学研究室大会を行います。

 毎年6月に行っているこの大会は、研究室のOB・OGさんをお招きし、発表をしていただく機会です。また、今回は外部の方にも発表をしていただきます。

会場:花園大学 惺々館200教室
受付:13時より開始
発表:13時30分から17時
    赤松一秀 氏 「久留倍官衙遺跡の保存と整備」
    豊島直博 氏 「斑鳩大塚古墳の発掘調査概報」
    難波洋三 氏 「南あわじ市松帆銅鐸の発見とその評価」

 どのようなお話が聞けるか、今から楽しみです。準備等で忙しいですが、事前勉強をして臨みたいと思います。

大会資料

 また、大会の次の日にはオープンキャンパスがあります。研究室でも、直心館305教室にて考古学体験を行う予定です。

井上

2016年6月8日水曜日

文化財科学会 in奈良


 こんにちは。
 梅雨入りして雨が続いていますね。

 さて、先週末6月4日と5日、奈良大学にて日本文化財科学会第33回大会が開催され、当研究室からも数名が参加しました。

 大会では、材質や技法、年代測定、保存科学、探査などについて発表されていました。

 日頃あまり馴染みの無い自然科学に関することや、新しい技術の活用などのお話はとても興味深いものでした。
 分析にはどのような手順を踏んでいるのかなど、私には難しくもありましたが、詳細を知ることで視野を広げることができました。

 自然科学の分野について、もっと知識を得たいと考えるきっかけとなり、とても良い刺激を受けられたので、行けて良かったと思います。


 また、5日は奈良大学から京都へ帰る途中、足をのばして恭仁宮跡と紫香楽宮跡を訪れました。

 恭仁小学校から朱雀大路跡を望み、恭仁宮跡へ向かいました。
 恭仁京が廃都された後、宮城を再利用した山城国分寺跡を見学しました。

恭仁宮跡(山城国分寺跡)

 七重塔と考えられる塔跡の礎石が、とても大きくて驚きました。

塔跡にて

 紫香楽宮跡では、田圃で遺構の様子を窺うことはできませんでしたが、山に囲まれた現地の空気をよく感じました。

紫香楽宮の周辺

 聖武天皇は、この地でどのような心を持ち暮らしたのかと思いを馳せました。

 古代に触れ、改めて考える機会となりました。

ふじなみ

2016年6月3日金曜日

大会準備&報告書作り


 こんばんは。
 6月に入って季節はずれの寒さですね。

 今日は、研究室大会に向けて準備を進めています。

ポスター作り

 また、大会準備に併行して報告書作りも力を入れて取り組んでいます。

ロトリング中

写真撮影

 マユポン